named.confの設定

DNSの基本となる設定を行うファイルがnamed.confです

/etc/named.conf
(1) options {
    directory "/var/named";
    // query-source address * port 53;
  };  
     
(2) zone "." {
    type hint;
    file "named.ca";
  };  
     
(3) zone "bflets.dyndns.org" {
    type master;
    file "bflets.dyndns.org.db";
  };  
     
(4) zone "0.168.192.in-addr.arpa" {
    type master;
    file "192.168.0.db";
  };  
     
(5) zone "0.0.127.in-addr.arpa" {
    type master;
    file "127.0.0.db";
  };  

解説

(1)
 設定ファイルが存在する場所が"/var/named"であるということと、DNSに使用するポート番号が53番であるということを書いてあるだけです。
  DNSの設定はコメントアウトされていますが、設定がなければ53番を使用するので、万一(滅多にないとは思いますが)DNSに別のポートを使用する場合は、"//"を外してポート番号を指定します。
(2)
 "."というゾーンに対する設定を記述している部分です。"."とはルートドメインをあらわします。
 ここで指定されているnamed.caというファイルには、名前解決を預かるサーバーリストが書かれています。このファイルはftp://rs.internic.net/domain/named.cacheのコピーになるので、このオリジナルが変更されたら速やかに自分のnamed.caも変更する必要がありますが、現実問題としてほとんど変更されることはないようです。基本的に自分で設定する必要がないファイルです。
設定例はこちら
(3)
 "bflets.dyndns.org"というゾーンに対する設定を記述している部分です。""の中にドメイン名が入っている場合は、そのドメイン名に対する正引きの設定を行っています。つまり、ここでは"bflets.dyndns.org"の正引きの設定を行っています。実際の設定は"file"で指定されている"bflets.dyndns.org.db"というファイルが行なっています。
設定例はこちら
(4)  "192.168.0.X"というゾーンに対する逆引きの設定を記述している部分です。192.168.0.Xのネットワークに存在するホストがIPアドレスで参照された際に返すホスト名を定義します。実際の設定は"file"で指定されている"192.168.0.db"というファイルが行っています。
設定例はこちら
(5)  ローカルループバックゾーンに対する逆引きの設定を記述している部分です。ローカルループバック、つまり127.0.0.Xのネットワークに存在するホストがIPアドレスで参照された際に返すホスト名を定義します。実際の設定は"file"で指定されている"127.0.0.db"というファイルが行っています。
設定例はこちら