管理人が著した文章たち

本名がばれてしまいますね....

ポート監視から始めるセキュリティ - Nessus
Software Design 2002年1月号 (技術評論社)

 2001年10月上旬、Webmaster宛てに一通の電子メールが届いていました。差出人は私も愛読している雑誌、Software Desginの編集部の方でした。内容は、このサイトで紹介しているセキュリティスキャナのNessusについての記事を執筆してくれないか、という執筆依頼でした。

 どうも、Nessusを採り上げることが先に決まっていて、その記事を書けそうな人間を後から探したような雰囲気でした。当時(今でもそうですが)、googleで"nessus"と入力して日本語のページを検索すると、管理人のページが一番目に出てくるため、私に依頼が来たのだと思っています。

 なんだか夢のような話でしたが、こんなチャンスは二度とないかもしれないと思って必死に頑張り、ボツにされることもなく無事に掲載されました。

 最終入稿直前の原稿は私の手元にあるのですが、著作権はすでに技術評論社側にあるため、ここで公開することは出来ません。ただ、Webを見ると技術評論社は著者の公開に関しては寛大なようなので、一度相談してみようと思っています。

インシデント レスポンス - 不正アクセスの発見と対策
(翔泳社)

 この本は"Incident Response"という洋書の翻訳版で、その翻訳に管理人が関わりました。管理人は実は文学部英文学科卒業で、元々翻訳には非常に興味がありました。しかし、翻訳家として日銭を稼いでいる人と普通にやっては勝負にならないだろうと考えていて、自分の専門分野関係の翻訳の仕事の情報を待っていたところ、この本のトライアルの情報が来たのでした。翻訳の作業時期は2001年11月上旬で、ちょうどSoftware Designの執筆と重なって大変でした...
 翻訳は当初全16章のうちの1章だけだったのですが、技術を知らない人が翻訳した部分が大変なことになっていたため、急遽数名によって全体的に修正をすることになりました。その際に管理人が選ばれたのは、翻訳会社の方が上記のSoftware Desiginの記事を見ていて、私の技術レベルを評価して下さったからで、どこで何が幸いするか本当にわからないと思いました。最終的に4-8章と12-16章を管理人が管理人が手がけました。当然、その後監修者の方による修正が入っていますが....

 しかし、管理人が手がけたということを抜きにしても、この本は本当に一見の価値はあると思います。ここから第1章を立ち読みできますので、読んでみて下さい(要Acrobat Reader)!

Linuxセキュリティ管理入門
セキュリティマガジン 第4号(翔泳社)

 上記のインシデントレスポンスの翻訳の発注主が翔泳社だったのですが、全体的な修正をかける際に翻訳会社から翔泳社に対して"こんな人に修正してもらいます"という報告をした際にSoftware Designの記事のことについて触れていて、記事を見て翔泳社側から執筆依頼を頂きました。つくづく、どこで何が幸いするのかわからないなぁ、と管理人が身にしみて感じたのはいうまでもありません。
  "にわか管理者"が対象ということで、広く浅く色々なことを書かせていただきましたが、"にわか管理者"の範疇に入る人間として、"自宅サーバー管理者"も想定して記事を構成しましたので、自宅サーバー管理者にも一見の価値はあると思います。

 こちらについても最終稿直前のPDFファイルが管理人の手元にありますが、著作権は翔泳社に帰属しているので、公開が可能かどうか交渉してみようと思っています。

社内テロを防げ
Software Design 2002年9月号 (技術評論社)

 Software Designより再度執筆依頼を頂き、執筆させて頂きました。ツールが決まっていた前回とは異なり、"DMZ内で発生する脅威について、その傾向と対策を"という、ある程度トピックを自分で選択できるような形で依頼を受けたため、内容については色々と思い悩んでしまいました。

 また、Software Designという雑誌の"色"を意識すると、やはりUNIXについて採り上げるべきであろう(左の表紙イメージを見て、"WindowsXPを採り上げているじゃないか"と思われた方、実際に書店で9月号を手に取って見て下さい)ということになりますが、社内テロの実行犯は、通常UNIXからは最も縁遠い存在である一般ユーザーなので、こちらについてもかなり悩んでしまいました。

 書店に並んでいた雑誌なので内容について深くは触れませんが、本格的なクラッキングというよりは、どこのネットワークにも必ず存在するような、日常的な事件について採り上げておりますので、目にするチャンスがあったら一度ぜひご覧になってみてくださいm(__)m

ネットランナー 2003年2月号
(Softbank)

 ある日突然Webmaster宛てに、当サイトで配布している AWStats完全日本語版を雑誌の付録CD-ROMに収録したい、というメールが入っていました。AWStats日本語版は、多くの人に利用してもらうために無償で配布しているので、断る理由は全くありません。喜んでお話を受けました。

 返答期限間際に当時利用していたdyn.toのDNSサーバー不調でアクセス不能状態に陥り、あやうく話が立ち消えになってしまいそうもなりましたが、直前にDNSが復旧し、事なきを得ました。そんなことで立ち消えにしてしまうにはあまりにもったいない話でしたし....

 そして2003年1月8日、コンビニや書店にこの本が並びました。残念ながら記事として取り上げては頂けなかったようですが(Webアクセスログ解析なんて記事にしにくかったのでしょうが)、CD-ROMを確認したところちゃんと入っていました。なんだかとても幸せな気分になりました(^^

セキュアなネットワークを運用するために
Software Design 2003年2月号 (技術評論社)

 LinuxについてはBindとApacheを最新のバージョンに更新する方法を、WindowsについてはSUS(Software Update Service)を紹介して頂きたい、との内容で依頼を頂きました。当初はApache Ver.1.xから2.xに更新するという前提で記事を書きましたが、諸所の事情で入稿後にVer.1.xの最新に更新するという内容に変更になり、大慌てしたのは内緒です(^^;

 また、バッファオーバーフロー対策としてLibsafeについての記事も、というお話もあり、上記とは別の章として書きました。バッファオーバーフローというと、C言語の中でもかなり奥深いメモリ管理の部分の話になりますが、管理人の知識はハッカーレベルではないので、とにかく嘘を書かないように、かつ言語を知らない人でも原理を理解できるように、英語の論文まで読解しながら慎重に書きました。本屋で見かけたら立ち読みでもしていただければ幸いです。

潜んでいるヤツをチェックしろ!
chkrootkitで安定運用

Software Design 2003年5月号 (技術評論社)

 今までのパターンだと、Software Design様から執筆依頼を頂くのは半年に一度程度だったので、2月号の記事を12月中旬に書き上げた後はしばらくお話がないかな、と思っていたら、2月末に5月号の執筆依頼を頂いたときには、ちょっとびっくりしました。

 UNIXでセキュリティを気にしている人にはおなじみのrootkitを扱う内容でしたが、苦労したのが実際に"rootkitに汚染された"環境を作ることでした。器はVMWareを利用すれば簡単に破壊OKな環境が手に入るのですが、なかなかrootkitが入手できなかったり、入手できてもコンパイルが通らなかったり...
  色々な意味で管理人自身の勉強にもなりました。

Pathcharで経路速度を計測してみよう
Software Design 2003年9月号 (技術評論社)

 今回の記事は、ネットワークの経路特性を調べるPathcharというツールについてでした。これまではセキュリティ系の記事ばかりでしたが、今回はTCP/IPルーティング特集の一環ということで、いつもとは少しばかり経路が異なる内容で、若干の戸惑いがありました。

 Pathcharの記事を執筆するに当たって一番大変だったのは、とにかく情報が少ないことでした。なんといってもPathchar自体がα版で開発が停止しているので、Manまでα版のままでろくな情報がありませんでした.....
 でも、非常に面白いツールなので、特に会社のネットワークを管理している人は、興味本位でも一度利用してみると面白いと思います。

AWStats入門
Web+DB Press 16号 (技術評論社)

 この記事は管理人が執筆したわけではないのですが、当サイトで配布しているAWStats完全日本語版を取り上げて頂いていますので、ここに載せておきます。

 7月中旬にご相談を頂き、すんなりと話はまとまったのですが、その記事を執筆されていた"川合 孝典"という名前に見覚えが.....
 Webで調べてみたら、Perl関係をはじめとして各方面でご活躍されていらっしゃる方で、数冊の著書もある方でした。会社勤めをしながらこれだけの活動を行って、かつ実績を残しているという、ある意味自分の目標になる方ですね。管理人も精進せねば....

spamメールをシャットアウト!
メールフィルタリング徹底解説

Software Design 2003年10月号 (技術評論社)

 今回の記事は、MailfilterとSpamAssassinという、メールサーバ上で動作させるタイプの対spamメールソフトウェアを取り上げる記事でした。通常よりも原稿執筆にあてることが出来る期間が短かったものの、自分自身としては納得の行く仕上がりでした。

 今回の記事がの執筆期間が短かったのは、どうやら私の前に別の方にしぴつを依頼して、その方が断ったからということのようでした。当然ありうる話ですし、私自身も状況しだいではそうするでしょうけれども、結果的に興味あるテーマを扱うことが出来て、個人的には非常に幸運でした。

 でも、これは本当にいいですよ。特にSpamAssassinはかなりの精度でspamメールを弾くが出来るので、spamに悩まされている管理者の方には是非一度試して頂きたいものです。

セキュリティスキャナでサーバの安全度をチェック
Nessusの使い方

FreeBSD Expert 2004 (技術評論社)

 書籍と雑誌でしばらく一杯一杯だなぁ、と思っていたら、 8月中旬にまた依頼が(^^; ただ、今回の依頼は以前執筆したNessusの記事をベースにして
内容の最新化+FreeBSD対応という内容でしたので、何とかなるとふんで受ける事にしました。

 実は管理人が初めてインストールしたUNIX系OSはFreeBSD 2.1.5だったりするのですが、現在のバージョンは5.1.....長らく触っていなかったこともあり、若干の不安はありましたが、Nessus自体は十分知っていたので、なんとかなりました。

 予想外のトラブルが、2003年9月に米国を襲った台風で、この台風のせいでNessusのプラグインデータベースが納められていたサーバが冠水?してしまい、しばらくアクセスできない状態になっていました。

 FreeBSD 5.2のリリースに合わせて出版する予定だと聞いていたのですが、そちらのリリースが延期になったこともあり、しばらく音沙汰がありませんでした。結局、年末に校正依頼があり、年明けに校正結果を納品になりました。
 

侵入検知システムSnort徹底入門
Software Design 2003年3月号 (技術評論社)

 書籍の執筆で忙しさがMaxになろうとしていた時期に、 久々にSoftwareDesign様から執筆の依頼がありました。年末年始で一気に書籍の原稿を進めようとしていたのですが、それと見事に重なるスケジュールで、受けるかどうかをかなり悩みました。

 時期的に厳しかったものの、書籍と同じテーマだったので、ある程度の共通点が出ることを了承して頂いた上で執筆依頼を受けました。終わってみれば、雑誌の原稿から書籍の方に転用する部分が発生したりして、書籍の内容を補完する結果にもなったので、良かったのではないかと思っています。

 特集2章分で、合計18ページの予定でしたが、大幅に超過して最終的に24ページになってしまいました。編集部の方には申し訳ないことをしてしまった事になりますが、最終的にそのまま収録ということになりました。

 当分先になるでしょうが、日本Snortユーザ会にこの原稿を寄稿できればなぁと思っていたりします。

不正侵入検知[IDS]入門
Snort&Tripwireの基礎と実践

(技術評論社)

 2003年5月末、いつも雑誌の記事の執筆依頼を下さる方からメールが入っていました。しかし、メールを読んでみると、内容がいつもとはまったく異なり、書籍の執筆を依頼したいという内容でした。

 "自分の名前で本を出す"ということは、ある意味技術者の夢の一つですし、私も漠然とそのように考えていました。しかし、それがこんなに早く自分の目の前に現れるとは、それこそ夢にも思いませんでした....

 すぐに書籍部の担当者の方とお会いして話が本決まりになりましたが、ここで問題になったのが会社です。雑誌の記事を書くのとはまったく意味合いが異なるので、ちょっと手間でしたが正式に兼業許可を取りました。

 この手の本の宿命かもしれませんが、執筆途中の度重なるバージョンアップや、プラットフォームの変更(Red Hat Linux 9 -> Fedora Core 1)などを経て、なんとか2004年3月に店頭に並ぶ事になりました。見かけたら、手にとって見ていただければうれしいです。

SpamAssassin徹底攻略~メールフィルタリング実戦講座
Software Design 2003年6月号 (技術評論社)

 執筆が終了して一息ついている所で、2003年10月に執筆した際に採り上げたSpamAssassinについての執筆依頼がありました。執筆が終了して何となく気がぬけていたということもあり、お話を受けて執筆に取り掛かりました。

 前回とまったく同じ内容ではつまらないと言うこともあり、今回は一部を少々深く掘り下げています。具体的には、プロバイダのISPのメールアドレスに到着するメールをFetchmailを利用して自宅サーバに取り込み、その時点でSpamAssassinによるフィルタをかけて、普段利用するメーラーで読み出すという内容です。意外と需要がありそうな割には、実際にその環境をどのように構築するかについての解説がなかったので、採り上げてみました。

 しかし、書くたびに思いますが、SpamAssassinは本当に奥が深いです。ベイズ理論なんて、どんな原理で動いているのかさっぱりです(数学者の世界の話なのかもしれませんが)。いや、本当にすごいと思います。

spamメール徹底追放~きちんと分別
Software Design 2004年10月号 (技術評論社)

 記事の執筆依頼をいただいた際には、spam対策ソフトということでSpamAssassinに限定されていなかったのですが、現時点でオープンソースの対策ツールといえばSpamAssassinに自動的になるので、やっぱりSpamAssassinになりました(^^;

 すでに過去に2回採り上げていますし、直近に記事になったのも4ヶ月前ということで、今回はなるべくこれまで採り上げなかった内容を採り上げよう、ということで、リリース間近のVer.3.0.0のベータ版をベースに、バックエンドにMySQLを利用する記事に仕立てました。

 個人レベルで利用している限りにおいては、バックエンドにRDBMSを採用する意味は薄いといわざるを得ませんが、企業などで本格的に導入する際には強力にその導入を支援する機能になりうるということを感じました。

ボールパークとなったWebサイト~MLB.com
WebSiteExpert #01号 (技術評論社)

 このページの上の方で紹介しているインシデントレスポンスは、これまでの副業の中の唯一の翻訳でしたが、今回第2回目となる翻訳の仕事を頂きました。それがこの号が創刊号となるWebSiteExpertの記事翻訳でした。

 内容は、MLB.comという、メジャーリーグ公式サイトへのインタビューなのですが、選手名や用語など、野球関係の言葉が続出して、いつもと少々経路が違う文章を前に多少戸惑ってしまいました。

 期間が1週間と少々タイトだったこともあり、いつもの記事執筆よりもかなりてこずりましたが、最終的には自分として満足の行くレベルの翻訳に仕上げて出すことができました。

 今後また翻訳の仕事があるかどうかはわかりませんが、記事執筆とはまた違う面白さが翻訳にはあるということを改めて感じさせてもらいました。

 依頼は頂いているものの、店頭に並ぶのはこれからという記事は、2004年末時点で3件あります。

 ・過去に書いた記事の再収録(ムック化)に伴うリライト(2005年1月刊行予定)
 ・とある記事の翻訳(2005年2月頃?刊行予定)
 ・とある製品のレビュー(2005年3月~4月頃刊行予定)

 なんだかいろいろあって楽しいです(^^