ログ解析スクリプトAWStats 6.0ドキュメント

 


AWStatsの最新版へのアップグレード

AWStatsを過去のバージョンから最新版にアップグレードする際に必要となるすべての手順を以下に解説します.

* Perlのバージョンが最低でも5.005_03 (あるいはより新しいバージョン)であることの確認. perl -v を実行すればわかります.

* AWStatsのランタイムファイルの最新版への置き換え. 以下のいずれかの手順で行います:
       - AWStatsの最新版のzipあるいはtgzファイルを解凍し, 過去のバージョンが導入されたディレクトリに上書きする (AWStatsの過去のランタイムファイルが新しいもので上書きされます. 3.x以降の任意のバージョンからのアップグレードに利用できます.).
       - 利用しているOSのパッケージ管理システムに適合したファイルを起動する(rpm, apt, Windowsの場合はexeなど).

* AWStatsのデフォルトの配布ファイルは設定ファイルを上書きしないため, セットアップファイルは失われません (配布ファイルには, awstats.model.confという名前の設定サンプルファイルのみが含まれています). しかし, 公式に認められていないパッケージも存在するため, 設定ファイル(awstats*.conf)を一時的に退避させ, 書き戻してもいいでしょう.
新しいバージョンで新しいパラメータが追加されている場合もあります. 新しいパラメータは過去のバージョンの設定ファイルには存在していませんが, このような場合AWStatsは規定値を利用して動作します. このため, 特に新しいパラメータを追加する必要はありません. 追加する必要があるのは, 新しい機能を利用したい場合のみになります.

ノート 0: Perl 5.005_03あるいはより新しいバージョンが, AWStats 6.0以降では必須となります.
ノート 1: アップグレード先が6.x系で, かつエクストラセクションの機能を利用している場合は, ExtraSectionConditionXパラメータが正規表現で記述されているかどうかを確認する必要があります(5.x系では, このパラメータは単純な文字列しか取る事ができなかったため). 正規表現で記述されていない場合, その機能は利用できません.
ノート 2: アップグレード先が6.x系で, かつすべてのその他の情報をレポートに表示したい場合, ShowMiscStatsパラメータが"ajdfrqwp"に設定されていることを確認する必要があります(同時に, awstats_misc_tracker.jsスクリプトを, MiscTrackerUrlパラメータで定義されたページに追加する必要もあります). この作業を行わないと, 新たな規定値として"a"が利用されます("お気に入りへの追加"のみがレポートされます).
ノート 3: 6.x系では, MaxLengthOfURLパラメータがMaxLengthOfShownURLにリネームされています.
ノート 4: アップグレード先が6.x系の場合, ワームの検知を有効にするには, LevelForWormsDetection=2を設定ファイルに追加する必要があります.
ノート 5: アップグレード先が6.x系の場合で, かつurlaliasあるいはuserinfoプラグインを利用している場合, urlalias.*.txtあるいは userinfo.*.txtファイルをPluginsディレクトリからDirDataディレクトリに移動させる必要があります.

* 履歴ファイルはDirDataパラメータで指定されたディレクトリ内に保存され, そのファイル形式も5.x以降は互換性があるため, 過去の統計データが失われることはありません. 3.xあるいは4.x系から5.xや6.x, あるいはより新しいバージョンにアップグレードする場合でも, AWStatsは過去の統計データを読み込むことはできます. ただし, 過去のデータファイルを最新のファイル形式に変換するかどうかを問う警告メッセージが現れます. 傾向メッセージに書かれているコマンドを実行してください. この警告メッセージは, 3.xあるいは4.xから5.xや6.x, あるいはより新しいバージョンにアップグレードし, 変換が必要な場合にのみ表示されます.